今日は節分ですが、皆さん恵方巻きは食べましたか？今年の恵方は「西南西」です。恵方（吉方位）を向いて太巻きを丸かぶりするんですね。
しゃべると縁が切れるということで、無言で食べなくてはいけません。また、「福を巻き込む」という理由で巻きずし、切らずに1本まるごとかぶりつくのは「縁を切らない」という意味が込められているそうです。
また、カラーセラピーでいうと方角も大事で、方角にも色があります。
東＝青 西＝白 南＝赤
巻の巻き寿司は、各方角に対応する全部の色を食べるから健康にもよいし、福も呼ぶという訳！大体、中の具は、青＝緑＝キュウリで、白＝米。赤＝マグロ。黒＝海苔は黄＝卵ですよね。
今年の恵方は西南西だから対応カラーは白ですね。純粋で真っさらな気持ちで物事を始めると良さそうです。
また、節分の鬼には、赤や黄そして青など様々な色がありますがこれにも意味があります。色は物事の深い意味を表しているので、色の意味を知るとよりその物事を深く理解することができます。
最初に、赤鬼は貧欲の象徴！全ての悪い心エゴの象徴で豆をぶつけて自分の心の中にある悪い心を排除しましょう！赤という色、これは「赤貧」、生き抜くこと、サバイバル、激情などのテーマがありますが、赤は心理的にも血流激しい、感情的なものを感じます。
人間の感情の根底には熱い欲＝エゴがあります。また、青鬼は怒りを表します。人間の価値は徳を積むこととし、豆をぶつけて福をお願いします。そして、黄鬼は、我執を表しています。自分のことばかりを通さず、公平な判断ができる心を願います。
そして、緑鬼は不摂生、黒鬼は愚痴を表すそうです。それに対して豆をぶつけることによって、自分の中にある悪い心も取りさるという意味があります。このように見ていくと、幸せになるには自分の我＝エゴをいかに抑えて、利他の心を持つかということですね。
